39. エチュードop10-3「別れの曲」難易度★5個
前回の記事では
英雄ポロネーズを取り上げましたが
今回も、やはり敬愛するショパン作曲の
エチュードop10-3
「別れの曲」
とても切なくなる曲で
ショパンはこの曲にたいして
「こんなに美しい曲は書いたことが無い」
と言ったそうです。
知らない方は下記クリックください(^ ^)
🔻エチュードop10-3「別れの曲」
演奏者: ヴァレンティーナ・リシッツァ
一般的には「別れの曲」の名で
親しまれており、前回の
英雄ポロネーズに負けず劣らず…
超ポピュラーな曲だと思います。
この曲がエチュード=練習曲
である、という事実を知った時
「え?これが練習曲なの?」
と全く理解できませんでした。
練習曲というものは
いかにも技巧的に難しそうな曲
指を素早く動かす曲である…
と思っていたのです。
確かに中間部は
複雑な動き、技巧的に難しく
書かれてはいます。
しかし曲全体の雰囲気は
切なさ、儚さ、美しさで
イメージされていますから
え?練習曲なの?と戸惑いました。
技巧的なイメージとは
程遠い曲ですから。
実際ショパン コンクールにおいて
この別れの曲はノクターンと同じ扱いで
エントリーされています。
※他にもエチュードop25-7が同様の扱い。
参考に聴いてみて下さい。
🔻エチュードop25-7
演奏者: ヴァレンティーナ・リシッツァ
この別れの曲はABAの三部形式で
構成されています。
Aパートは初見が得意な方なら
直ぐに弾けると思います。
問題なのはBパートの中間部で
大変厄介で弾きにくく難所でしょう。
これには異論が無いと思います。
Aパートの美しさに惹かれて
練習したのは良いがBパートで断念した…
そんな方もおそらく多いのでは
ないでしょうか?
はい、そこで私も懲りずに
(久々に)練習してみました(*^▽^*)
中間部の難しさ…
くそったれ!と思わず
下品な言葉が出るほどです…σ(^_^;)
しかし超絶技巧的な難しさは無いです。
心を決めてじっくり取り組む事。
超スローモーション練習の中で
この曲の美しさを感じ取る事。
これらを意識しつつ練習する
これ肝要。
この練習方がしっくりくれば
7〜8割完成したと言えよう。
そんな気がする(笑)
さてさて。
今回も難易度自己採点してみます(^_^)
エチュードop10-3 「別れの曲」
難易度評価★★★★★(★5個)
※★10点満点
※2020年8/1 加筆
別れの曲に挑戦&練習中の様子です(^_^)
🔻エチュードop10-3「別れの曲」
※練習中なので止まったり、つっかえたり
ご視聴にはご注意下さいヽ(´o`;
※私のYouTube上の演奏はほぼ全て
演奏状態の良し悪しに関わらず
3回の投稿で完成とする企画です。
そうする事で何がなんでも
「1曲を完成させるんだ!」
とプレッシャーを楽しめるし
自分自身励みにもなっています(*^_^*)
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🔻エチュードop10-3 「別れの曲」
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